中小企業庁 「世界中で感染が拡大中のランサムウエアに関する注意喚起」
先週より世界中で感染が拡大中の、ランサムウエア”WannaCrypt”に悪用されているMicrosoft製品の脆弱性対策についてお知らせいたします。
2017年5月12日ごろより世界中で”WannaCrypt”などと呼ばれるマルウエアに関する被害が報じられ国内でも”WannaCrypt”による感染や被害に関する情報が確認されています。
*ランサムウェアとは、「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語です。感染したパソコンに特定の制限をかけ、その制限の解除と引き換えに金銭を要求する挙動から、このような不正プログラムをランサムウェアと呼んでいます。
*マルウエアとは、不正かつ有害に動作させる意図で作成された 悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称です。
当該マルウエアの感染や、感染後の拡大を防ぐために、不審なメールの添付ファイルの開封やリンクへのアクセスをしないことや、ウィルス対策ソフトウエアの定義ファイルを最新版に更新すること等が推奨されています。
Microsoft社から提供されている修正プログラムやアップデート方法なども含め、詳細は下記の独立行政法人情報処理推進機構の情報をご参照ください。
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170514-ransomware.html